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恋空予報

第4章 決心

二宮side



相葉にいつ伝えようか。


タイミングが大切なんだよな。


「潤くん、いつ告白しよう……」

「和に任せるよ?
一人でできるよね?」



うっ…


一人で、できるかな……






「なにそんな青冷めた顔してんの?
和ならいけるよ。絶対ね。」

「その自信はどっから
出てくるんだか……
頑張るよ。初恋だから…」


俺の初恋、叶うといいな…


相葉、覚悟してろよ…


「じゃ、ちょうど明日月曜日だし、
やっちゃえば?」

「ちょうどってなんだよ?」

「いや、こっちの都合。」


潤くんが笑う。


都合?


都合って、なに?


ま、それはおいといて。

相葉は部活してるから、
その前がいいかな…


「和、そのちゃんの
お迎えいかなくていいの?」

「あ、そっか。相談乗ってくれてありがと。
じゃあね、潤くん!また明日!」


俺は自転車に乗って
保育園まで飛ばした。

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