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二宮side



「嫉妬、してくれてありがとう…」

「っ…知らないですっ」


相葉は俺の腕からするっと抜けて
櫻井を助けに行ってしまった。


…嫉妬、か…


ちょっと嬉しいかもな。


「潤くん、ドンマイ」

「和たちはさ、どうやったら
そんなにラブラブになれるんだよ…」

「へへ、お互いが大事なの。
それだけ♪」



俺が潤くんの方を見て
笑ったら、潤くんに頬を
むにっと摘ままれた。


「ひゃめひぇ…（やめて…）」

「はは、ぶっさいくな顔」

「うるさーい！ばかばか！」



俺が潤くんにパンチするけど、
俺の力は女子並みだから
スコスコとした音しかでない。



「和、そんなんで相葉守れんの？」

「っ、わかんない…」



俺、相葉のこと守れるのかな…