黒猫ニーノと相葉さん。
第1章 月神様にお願い。
オーノ様の青色の魔法は
僕の身体を包むと
大きく光って、そして消えた。
「ニーノ。
君の願いは叶えられたよ。
相葉さんを幸せに出来るニーノに生まれ変わったんだ」
『特に変化は無いようですけど…』
「ふふっ。今はね。」
オーノ様が意味ありげに笑うと
「今宵はこれまで!
皆の者、解散!」
猫族たちは
各々帰って行った
『ねぇ、ジェイ。ぼく、何も変わってないよね?』
『オーノ様も、“今はね”って言ってただろ?
まぁ、そのうちわかるさ』
『そのうち、って。』
ぼくは今すぐにでも
相葉さんを笑顔にしたいのに。
なんだかよくわからないままジェイと別れ
ぼくはまたベランダから
相葉さんの眠る家へと帰った
『なーごっ。(ただいま。)』
相葉さんは良く眠ってる。
たくさん呑んでたもんな
ちょっとお酒くちゃい。
ぼくはいつものように相葉さんのベッドに登り
相葉さんが眠るその傍らで
小さく丸まった
僕の身体を包むと
大きく光って、そして消えた。
「ニーノ。
君の願いは叶えられたよ。
相葉さんを幸せに出来るニーノに生まれ変わったんだ」
『特に変化は無いようですけど…』
「ふふっ。今はね。」
オーノ様が意味ありげに笑うと
「今宵はこれまで!
皆の者、解散!」
猫族たちは
各々帰って行った
『ねぇ、ジェイ。ぼく、何も変わってないよね?』
『オーノ様も、“今はね”って言ってただろ?
まぁ、そのうちわかるさ』
『そのうち、って。』
ぼくは今すぐにでも
相葉さんを笑顔にしたいのに。
なんだかよくわからないままジェイと別れ
ぼくはまたベランダから
相葉さんの眠る家へと帰った
『なーごっ。(ただいま。)』
相葉さんは良く眠ってる。
たくさん呑んでたもんな
ちょっとお酒くちゃい。
ぼくはいつものように相葉さんのベッドに登り
相葉さんが眠るその傍らで
小さく丸まった