黒猫ニーノと相葉さん。
第1章 月神様にお願い。
オーノ様が
「コホン。」
と、一つ咳払いをすると
ガラスのような綺麗な透明のワンドを振り上げた。
「皆の者!我は月の神、オーノであーる!
今宵はルナ・アリュ・ナイト!
選ばれし者の願いを叶えようぞ!!」
月の光が取り込まれると、ワンドが青く青く光り
それを集まった猫族の頭上にかざした。
散りばめられた青い光は
次第にぼくの頭上に集まり、渦を成していく。
「そこの黒い子、おいで?」
ん?ぼく?
オーノ様に呼ばれて
ぼくはみんなの前に出た
『やったな、ニーノ!』
ジェイが声をあげると
「あれ?ジェイの友達?」
オーノ様がにっこり笑って聞いてきた
『はい、そうです』
「そうか、そうか。
ふふっ。君が選ばれたんだよ!
名前は?なんてゆーの?」
『ニーノです』
「ニーノ。
君の願いは何かな?」
ぼくの願い…
ぼくの願いは。
『相葉さんの笑顔を取り戻したい。』
「相葉さん?」
『ぼくの、飼い主なんです』
「ニーノ。願い事は自分に関わることじゃないとダメなんだ。
そうだな、じゃあ…
相葉さんを元気に出来る、ニーノになぁーれ!!
しゃらしゃらぽん♡」
「コホン。」
と、一つ咳払いをすると
ガラスのような綺麗な透明のワンドを振り上げた。
「皆の者!我は月の神、オーノであーる!
今宵はルナ・アリュ・ナイト!
選ばれし者の願いを叶えようぞ!!」
月の光が取り込まれると、ワンドが青く青く光り
それを集まった猫族の頭上にかざした。
散りばめられた青い光は
次第にぼくの頭上に集まり、渦を成していく。
「そこの黒い子、おいで?」
ん?ぼく?
オーノ様に呼ばれて
ぼくはみんなの前に出た
『やったな、ニーノ!』
ジェイが声をあげると
「あれ?ジェイの友達?」
オーノ様がにっこり笑って聞いてきた
『はい、そうです』
「そうか、そうか。
ふふっ。君が選ばれたんだよ!
名前は?なんてゆーの?」
『ニーノです』
「ニーノ。
君の願いは何かな?」
ぼくの願い…
ぼくの願いは。
『相葉さんの笑顔を取り戻したい。』
「相葉さん?」
『ぼくの、飼い主なんです』
「ニーノ。願い事は自分に関わることじゃないとダメなんだ。
そうだな、じゃあ…
相葉さんを元気に出来る、ニーノになぁーれ!!
しゃらしゃらぽん♡」