黒猫ニーノと相葉さん。
第8章 青い『×』のサイン。
「そーなの…?」
ニーノの問いかけに
うん、と頷いた。
そりゃあ、俺だって怖いよ。
ニーノを壊しちゃうんじゃないか、って思うと怖い。
それにさ。
誰が好き好んで
想い人に痛い思いさせたいと思う?
怖い思いさせたいと思う?
「でもさ
大事なのは結果より過程だと思わない?
身体が繋がることより
そこに飛び込む勇気を持ってくれた、ってこととか
相手を思い遣って努力した、ってことがさ、
大事なんじゃないかと思うわけよ。」
翔ちゃんの言葉には
妙に説得力があった。
「ゆうきとどりょくのかてい、」
ニーノがポツリと呟いて俺を見るから
「ニーノの気持ち、ちゃんと届いてるよ?
嬉しかったよ、俺。」
素直な気持ちを伝えた。
「なんか真面目に話しすぎたな!
飲もう、飲もう!」
ニーノはなんだか吹っ切れた感じで
勢いを増して飲み始めた。
「飲み過ぎ注意だよ、ニーノ。」
「いいじゃん、いいじゃん!
酒が入った方が素直になれたりして?」
翔ちゃんてば、他人事だと思って!
ニーノのお酒はどんどん進む。
「あーーばさーーん♡」
ほら、言わんこっちゃない…。
ニーノの問いかけに
うん、と頷いた。
そりゃあ、俺だって怖いよ。
ニーノを壊しちゃうんじゃないか、って思うと怖い。
それにさ。
誰が好き好んで
想い人に痛い思いさせたいと思う?
怖い思いさせたいと思う?
「でもさ
大事なのは結果より過程だと思わない?
身体が繋がることより
そこに飛び込む勇気を持ってくれた、ってこととか
相手を思い遣って努力した、ってことがさ、
大事なんじゃないかと思うわけよ。」
翔ちゃんの言葉には
妙に説得力があった。
「ゆうきとどりょくのかてい、」
ニーノがポツリと呟いて俺を見るから
「ニーノの気持ち、ちゃんと届いてるよ?
嬉しかったよ、俺。」
素直な気持ちを伝えた。
「なんか真面目に話しすぎたな!
飲もう、飲もう!」
ニーノはなんだか吹っ切れた感じで
勢いを増して飲み始めた。
「飲み過ぎ注意だよ、ニーノ。」
「いいじゃん、いいじゃん!
酒が入った方が素直になれたりして?」
翔ちゃんてば、他人事だと思って!
ニーノのお酒はどんどん進む。
「あーーばさーーん♡」
ほら、言わんこっちゃない…。