黒猫ニーノと相葉さん。
第1章 月神様にお願い。
☆ニーノSide☆
お風呂に入っておいで。と言われたけど
一人でどーやって入ればいいかわからなくて
優しい相葉さんは
結局ぼくと一緒にお風呂に入ってくれるみたいだ。
お風呂、苦手なんだよなぁ…
シャワーからいきなりお湯が出てくるから
ビクッてするの。
「あんまり見ないで…?」
相葉さんの顔が真っ赤だ。
「いつも見てるよ?」
「いや、だから、そーなんだけど…」
ぼくに背中を向けて服を脱ぐと
いそいそと中に入っていって
シャワーを捻った
あれ…?
シャワーのお湯、怖くないや…。
相葉さんにされるがままに
髪を洗われて
身体も洗われて。
顔はこう洗うんだよ、って教えてくれた。
「どうして人間になっちゃったの?」
湯船で向かい合いながら
相葉さんが僕に聞いてきた
「どうしてだろう。」
「ニーノにも理由がわからないんだ…。」
「ぼくは
ぼくは、ただ相葉さんの笑顔を取り戻したくて、それで…」
オーノ様のことを
あの夜にあった出来事を言いかけて、やめた
なんだか言っちゃいけない気がして。
「ぼくに、相葉さんを笑顔にするチカラをください。
って
お月様にお願いしたの
そしたら
朝、起きたら人間になってた。」
お風呂に入っておいで。と言われたけど
一人でどーやって入ればいいかわからなくて
優しい相葉さんは
結局ぼくと一緒にお風呂に入ってくれるみたいだ。
お風呂、苦手なんだよなぁ…
シャワーからいきなりお湯が出てくるから
ビクッてするの。
「あんまり見ないで…?」
相葉さんの顔が真っ赤だ。
「いつも見てるよ?」
「いや、だから、そーなんだけど…」
ぼくに背中を向けて服を脱ぐと
いそいそと中に入っていって
シャワーを捻った
あれ…?
シャワーのお湯、怖くないや…。
相葉さんにされるがままに
髪を洗われて
身体も洗われて。
顔はこう洗うんだよ、って教えてくれた。
「どうして人間になっちゃったの?」
湯船で向かい合いながら
相葉さんが僕に聞いてきた
「どうしてだろう。」
「ニーノにも理由がわからないんだ…。」
「ぼくは
ぼくは、ただ相葉さんの笑顔を取り戻したくて、それで…」
オーノ様のことを
あの夜にあった出来事を言いかけて、やめた
なんだか言っちゃいけない気がして。
「ぼくに、相葉さんを笑顔にするチカラをください。
って
お月様にお願いしたの
そしたら
朝、起きたら人間になってた。」