黒猫ニーノと相葉さん。
第12章 スーパームーンの夜に。
『一つの願い事を沢山の人が一度に願うと叶うと言われていますから、地域によっては人々が集まって五穀豊穣や平和を願うという風習もあるようですね。』
へぇー、と関心しながら
興味ありげにコメントを聞いている
「俺達もみんなで願おうか。
ニーノくんのこと。」
そう来なくちゃ!
あとはこの話を翔くんが相葉さんにしてくれれば…。
「さてと。あー、食った!美味かったぁ!」
残りの焼酎をグイッと飲み干すと
翔くんはテーブルの上を片付けて
電気を消した。
「おやすみ、ジェイ。」
翔くんが寝室へ行くのを見届けると
『にゃぉーーーーーーーーん』
緊急鳴呼でオーノ様を呼んだ。
「お前なぁっ! 緊急鳴呼はやめろって!」
オーノ様がブスッとした顔で口を尖らせてる。
『緊急なんですってば』
はぁっ、と溜息をつくと
ドサッとソファーに座った。
「で、要件は?」
『スーパームーンのこと、知りたいんですけど。』
オーノ様の眠たそうな目が
カッと見開いた。
「無理。」
『はっ?!』
「無理だっつーの!」
『なんでだよ!』
つい、敬語を使うのも忘れて
睨みを効かせてしまった。
へぇー、と関心しながら
興味ありげにコメントを聞いている
「俺達もみんなで願おうか。
ニーノくんのこと。」
そう来なくちゃ!
あとはこの話を翔くんが相葉さんにしてくれれば…。
「さてと。あー、食った!美味かったぁ!」
残りの焼酎をグイッと飲み干すと
翔くんはテーブルの上を片付けて
電気を消した。
「おやすみ、ジェイ。」
翔くんが寝室へ行くのを見届けると
『にゃぉーーーーーーーーん』
緊急鳴呼でオーノ様を呼んだ。
「お前なぁっ! 緊急鳴呼はやめろって!」
オーノ様がブスッとした顔で口を尖らせてる。
『緊急なんですってば』
はぁっ、と溜息をつくと
ドサッとソファーに座った。
「で、要件は?」
『スーパームーンのこと、知りたいんですけど。』
オーノ様の眠たそうな目が
カッと見開いた。
「無理。」
『はっ?!』
「無理だっつーの!」
『なんでだよ!』
つい、敬語を使うのも忘れて
睨みを効かせてしまった。