
黒猫ニーノと相葉さん。
第13章 ぼくは何度だって君に恋をする。
「あぁ。いいけど、何?」
「ギュッてしてもいい?」
「はぁっ?! 何でだよ!」
「違いを教えて欲しいの。」
「違い?」
「櫻井さんにギュッてされるのと
ぼくにギュッてされるのとで
何が違うのかな、って」
それがわかったら
愛に一歩近付ける気がして。
「ニーノ、それはさ、」
「うん?」
「誰かに教えてもらって頭で理解することじゃなくて
心で感じることだよ?」
「心で感じる…」
突然
ジェイがぼくをギュッと抱きしめた。
「わっ! ちょっ…!」
「相葉さんに抱きしめられてる時と
俺に抱きしめられてる時とでどう違うか
その答えは
ニーノの中にあるんだよ
心で感じてごらん、ニーノ」
ジェイの胸の中は
大きくてあったかかった。
でも
相葉さんの時とは明らかに違う
ジェイのは
薬箱みたいな温かさ
ぼくをゆっくり癒やしてくれる
何が違うのかと聞かれたら
それ以上言葉でうまく説明出来ないけれど。
「ごめん。
ありがとう、ジェイ」
ジェイはニコッと笑って
頭を撫でてくれた。
「ギュッてしてもいい?」
「はぁっ?! 何でだよ!」
「違いを教えて欲しいの。」
「違い?」
「櫻井さんにギュッてされるのと
ぼくにギュッてされるのとで
何が違うのかな、って」
それがわかったら
愛に一歩近付ける気がして。
「ニーノ、それはさ、」
「うん?」
「誰かに教えてもらって頭で理解することじゃなくて
心で感じることだよ?」
「心で感じる…」
突然
ジェイがぼくをギュッと抱きしめた。
「わっ! ちょっ…!」
「相葉さんに抱きしめられてる時と
俺に抱きしめられてる時とでどう違うか
その答えは
ニーノの中にあるんだよ
心で感じてごらん、ニーノ」
ジェイの胸の中は
大きくてあったかかった。
でも
相葉さんの時とは明らかに違う
ジェイのは
薬箱みたいな温かさ
ぼくをゆっくり癒やしてくれる
何が違うのかと聞かれたら
それ以上言葉でうまく説明出来ないけれど。
「ごめん。
ありがとう、ジェイ」
ジェイはニコッと笑って
頭を撫でてくれた。
