
黒猫ニーノと相葉さん。
第13章 ぼくは何度だって君に恋をする。
☆相葉Side☆
「ふぁあ…」
「もー、店長また欠伸してる。
ここんとこ寝不足なんじゃないですか?」
毎度のことながら
今日もまたこの従業員の男の子に指摘された。
「ちゃんと寝れてます?
元気になって良かったなーって思ってたら
今度は一体どーしたんです?」
仰る通り、寝不足です…。
毎晩、ニーノと手を繋いで寝てる。
先にニーノが寝落ちして
俺も寝ようとするんだけど
ゴロンと寝返ってピッタリくっつかれたりするとね、
衝動を抑えるのに目一杯で
寝ようとしても眠れないんだよ…
「ははっ。なんでもないよ」
何でもないことない!
正直、生殺し状態。
でもこんなこと、
「誰にも言えないよ…」
「何を言えないんです?」
「えっ?! な、なんでもないって!」
翔ちゃんとジェイはうまく行ってるのかな。
あれから何も聞いてない。
ちょっと聞いてみるかな…
だけど
『生殺し状態がキツイ』
なんて言うの、恥ずかしすぎるよね…
人ってホント、厄介だ。
一つ手に入ると
もっと、もっとって求めたくなる。
待ってるって決めたのに。
どうしてこうもブレちゃうんだろう。
「ふぁあ…」
「もー、店長また欠伸してる。
ここんとこ寝不足なんじゃないですか?」
毎度のことながら
今日もまたこの従業員の男の子に指摘された。
「ちゃんと寝れてます?
元気になって良かったなーって思ってたら
今度は一体どーしたんです?」
仰る通り、寝不足です…。
毎晩、ニーノと手を繋いで寝てる。
先にニーノが寝落ちして
俺も寝ようとするんだけど
ゴロンと寝返ってピッタリくっつかれたりするとね、
衝動を抑えるのに目一杯で
寝ようとしても眠れないんだよ…
「ははっ。なんでもないよ」
何でもないことない!
正直、生殺し状態。
でもこんなこと、
「誰にも言えないよ…」
「何を言えないんです?」
「えっ?! な、なんでもないって!」
翔ちゃんとジェイはうまく行ってるのかな。
あれから何も聞いてない。
ちょっと聞いてみるかな…
だけど
『生殺し状態がキツイ』
なんて言うの、恥ずかしすぎるよね…
人ってホント、厄介だ。
一つ手に入ると
もっと、もっとって求めたくなる。
待ってるって決めたのに。
どうしてこうもブレちゃうんだろう。
