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黒猫ニーノと相葉さん。

第13章 ぼくは何度だって君に恋をする。

ちょっとだけね、って毎度お馴染みのセリフを付けて
コップにビールを注ぐ。


いつもと変わらない日常なのに
三割増でニーノが艶っぽく見えるのはなんでだろう。




「あのね、相葉さん。」

「うん?」

「今日のことで
わかったことが1つあるの。」



ピタッと俺にくっ付いて
潤んだ瞳で見つめてくるから
ドキッとした。



「あのね、」


「うん、」



なんだ
なんだよ。

気になるよ、ニーノさん…。






「ぼくね、」


まだ一口も飲んでないのに
ニーノの頬はピンク色に染まっていて。

ヤバイ。
これはヤバイ。



























!!!












「相葉さんに恋してるみたい。」






はい、心臓跳ねた。

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