黒猫ニーノと相葉さん。
第15章 月神オーノと神様な仲間達。
オイラは青の魔法を
シゲは緑の魔法を
マルは橙の魔法をそれぞれ習得した。
『しゃらしゃらぽん!』
『チャンカパーナ!』
『せーのでパーン!』
『マル、パーン!が弱いぞ』
『パーン!』
『おっ!今度はイイっすね!』
オイラ達は最終テストに合格し
それぞれに担当が付いた。
御猫様担当と聞いた時
えー、なんで…
と、嘆いたのを覚えてる。
猫は気まぐれ恩知らず。
『オイラ、御犬様がよかったなー。
シゲ、交換してよ?』
『ダメだよ。
そんなこと言ったって親神様が聞いたら
オーノ君、また怒られるよ?』
『何と交換したかったって?』
『げっ。マツニー…』
『オーノぉぉぉおおお!!!』
あん時は追っかけ回されてだいぶ絞られて
シゲとマルまで
『オーノをちゃんと教育しとけ!』
って怒られてたな…
「懐かしーな。」
「何が懐かしいって?」
「あっ。シゲ!お帰り。
アリの観察済んだの?」
「あぁ、うん。
雨降って来たからね。傘持ってなかったから帰ってきたんだ」
鉄格子の前に胡座をかいて
にこやかに言う。
「そうそう。
明日の晩には独房から出られるんだって?」
「うん、そうみたい。」
「良かったね。
なんだかんだ言って、親神様はオーノ君に甘いんだから」
「そうかぁ?」
そういうシゲだって
オイラには充分すぎるくらい甘いだろ?
現にこうやって
心配してわざわざ独房まで来てくれるんだからさ。
シゲは緑の魔法を
マルは橙の魔法をそれぞれ習得した。
『しゃらしゃらぽん!』
『チャンカパーナ!』
『せーのでパーン!』
『マル、パーン!が弱いぞ』
『パーン!』
『おっ!今度はイイっすね!』
オイラ達は最終テストに合格し
それぞれに担当が付いた。
御猫様担当と聞いた時
えー、なんで…
と、嘆いたのを覚えてる。
猫は気まぐれ恩知らず。
『オイラ、御犬様がよかったなー。
シゲ、交換してよ?』
『ダメだよ。
そんなこと言ったって親神様が聞いたら
オーノ君、また怒られるよ?』
『何と交換したかったって?』
『げっ。マツニー…』
『オーノぉぉぉおおお!!!』
あん時は追っかけ回されてだいぶ絞られて
シゲとマルまで
『オーノをちゃんと教育しとけ!』
って怒られてたな…
「懐かしーな。」
「何が懐かしいって?」
「あっ。シゲ!お帰り。
アリの観察済んだの?」
「あぁ、うん。
雨降って来たからね。傘持ってなかったから帰ってきたんだ」
鉄格子の前に胡座をかいて
にこやかに言う。
「そうそう。
明日の晩には独房から出られるんだって?」
「うん、そうみたい。」
「良かったね。
なんだかんだ言って、親神様はオーノ君に甘いんだから」
「そうかぁ?」
そういうシゲだって
オイラには充分すぎるくらい甘いだろ?
現にこうやって
心配してわざわざ独房まで来てくれるんだからさ。