黒猫ニーノと相葉さん。
第16章 ぼくのおかあさん。
静かな部屋に響くのは
二人の唇から漏れるキスの音と
ソファーのきしむ音
それから、
「ニーノ…」
「はぁっ…ぁっ……」
相葉さんの色っぽい囁きと
ぼくの吐息
キスだけで
溶けてしまいそうだ
「まさき…」
溶けてしまえばいいんだ
「あいしてる…まさき…」
そしたらぼくは
ひとりぼっちじゃないんだ
「ニーノ」
うれしい。名前…
「愛してるよ、ニーノ」
あなたが付けてくれた
ぼくの名前
嬉しいのになんでだろう
涙が止まらないの
寂しくてたまらないの
相葉さんの腕をぎゅうっと握った。
「ずっといっしょにいて…」
怖いの
「ずっと居るよ。」
「おねがい…」
「ニーノ…?
とうしたの、そんなに泣いて」
「あいばさんっ…
ぼくを捨てたりしないで…」
二人の唇から漏れるキスの音と
ソファーのきしむ音
それから、
「ニーノ…」
「はぁっ…ぁっ……」
相葉さんの色っぽい囁きと
ぼくの吐息
キスだけで
溶けてしまいそうだ
「まさき…」
溶けてしまえばいいんだ
「あいしてる…まさき…」
そしたらぼくは
ひとりぼっちじゃないんだ
「ニーノ」
うれしい。名前…
「愛してるよ、ニーノ」
あなたが付けてくれた
ぼくの名前
嬉しいのになんでだろう
涙が止まらないの
寂しくてたまらないの
相葉さんの腕をぎゅうっと握った。
「ずっといっしょにいて…」
怖いの
「ずっと居るよ。」
「おねがい…」
「ニーノ…?
とうしたの、そんなに泣いて」
「あいばさんっ…
ぼくを捨てたりしないで…」