黒猫ニーノと相葉さん。
第2章 魔法の条件。
「あっ、ごめ…」
ドキッとした。
そんな潤んだ瞳で見つめられると。
ニーノが腕の力を強めて
上半身が重なった
「ニーノ?離して?」
「いや。」
「いや。じゃないの。」
「はなれたくないのっ…
だいすき…あいばさん。」
ニーノが俺の首筋を
ペロッと舐めた。
「んぁっ…」
不意打ちで弱い所を舐められて
ヘンな声が出ちゃって。
「ぐふっ。ふふふっ。」
ニーノが笑うから
「わ、笑うなっ!」
恥ずかしくなって鼻をつねってやった。
きっと今
俺の顔は赤いだろう
それは多分ビールを飲んだせいなだけじゃなくて。
「ニー…」
「あいばさん。」
ニーノがフッと真顔に戻って
吐息が
首元を掠めた。
「何…?」
さっきよりも
ドキドキしてる。
「ぼくを、ぼくのことを、」
ニーノのことを…?
「あいして。」
一瞬
時間が止まった気がした
突然そんな風に言われて
しかもこんな体勢のままで
どうしていいかわからなくて
ニーノの真っ直ぐな眼差しを
同じように、ただ、見つめ返した。
ドキッとした。
そんな潤んだ瞳で見つめられると。
ニーノが腕の力を強めて
上半身が重なった
「ニーノ?離して?」
「いや。」
「いや。じゃないの。」
「はなれたくないのっ…
だいすき…あいばさん。」
ニーノが俺の首筋を
ペロッと舐めた。
「んぁっ…」
不意打ちで弱い所を舐められて
ヘンな声が出ちゃって。
「ぐふっ。ふふふっ。」
ニーノが笑うから
「わ、笑うなっ!」
恥ずかしくなって鼻をつねってやった。
きっと今
俺の顔は赤いだろう
それは多分ビールを飲んだせいなだけじゃなくて。
「ニー…」
「あいばさん。」
ニーノがフッと真顔に戻って
吐息が
首元を掠めた。
「何…?」
さっきよりも
ドキドキしてる。
「ぼくを、ぼくのことを、」
ニーノのことを…?
「あいして。」
一瞬
時間が止まった気がした
突然そんな風に言われて
しかもこんな体勢のままで
どうしていいかわからなくて
ニーノの真っ直ぐな眼差しを
同じように、ただ、見つめ返した。