黒猫ニーノと相葉さん。
第16章 ぼくのおかあさん。
☆ニーノside☆
温まってホカホカになった身体のまま
布団の中で相葉さんに抱きしめられてる。
寝るのがもったいないって気持ちは山々だけど
こうなるとやっぱり睡魔は襲ってきて。
ぼくの髪が大きな手によって撫でられてる。
心地良いな…
チラッと相葉さんの方を見ると
相葉さんも目を瞑っていた。
「おやすみなさい、相葉さん。」
「ん…。おやすみ、ニーノ」
髪を撫でる手を止めて
ぼくにおやすみのキスをすると
そのしばらく後には規則正しい寝息が聞こえてきた。
ぼくも寝よう。
もう一度目を閉じる。
「ニーノ」
ん…?
「起きろよ」
えっ?
「オーノ様…?」
「いかにも。」
薄く目を開けると
オーノ様の姿がそこにあった。
「ぼく、眠いんですけど…」
「お前なぁっ!
やっとペナルティーから解放されたから来てやったのに
なんだその言い草はぁぁあ!!」
ペナルティー?
「オーノ様も受けてたんですか?」
「おう」
まるで不服だとでも言いたげに
口を尖らせてプイッと横を向いた。
「魔法も取り上げられてたから
ニーノ達の様子見に来たくても来てやれなかったんだよっ!」
温まってホカホカになった身体のまま
布団の中で相葉さんに抱きしめられてる。
寝るのがもったいないって気持ちは山々だけど
こうなるとやっぱり睡魔は襲ってきて。
ぼくの髪が大きな手によって撫でられてる。
心地良いな…
チラッと相葉さんの方を見ると
相葉さんも目を瞑っていた。
「おやすみなさい、相葉さん。」
「ん…。おやすみ、ニーノ」
髪を撫でる手を止めて
ぼくにおやすみのキスをすると
そのしばらく後には規則正しい寝息が聞こえてきた。
ぼくも寝よう。
もう一度目を閉じる。
「ニーノ」
ん…?
「起きろよ」
えっ?
「オーノ様…?」
「いかにも。」
薄く目を開けると
オーノ様の姿がそこにあった。
「ぼく、眠いんですけど…」
「お前なぁっ!
やっとペナルティーから解放されたから来てやったのに
なんだその言い草はぁぁあ!!」
ペナルティー?
「オーノ様も受けてたんですか?」
「おう」
まるで不服だとでも言いたげに
口を尖らせてプイッと横を向いた。
「魔法も取り上げられてたから
ニーノ達の様子見に来たくても来てやれなかったんだよっ!」