黒猫ニーノと相葉さん。
第2章 魔法の条件。
「そんなのできるわけないじゃん…」
『なんでよ?』
「ぼくと相葉さんは男同士なの!」
『わかってるよ。』
「どーすればいいの!オーノ様っ!」
「どーすれば、って。」
オーノ様が困った顔をしてるけど
いや、ぼくの方が困るんだよ。
「せめて、相葉さんに言えたらいいのに…」
『オーノ様。
なんとかなりませんか?』
「そんなこと言ったってなぁ…」
「あなた、神様でしょっ!」
「神様だって、なんでも出来る訳じゃねーんだって!」
このままじゃ
一ヶ月なんてあっという間に過ぎて
ぼくは相葉さんとの思い出を失って
猫に戻ってしまう。
「んー。相葉さんってさ、その…男の人はイケるクチじゃないの?」
何言ってんだ、このひとー!!
「そんなわけないでしょっ!
相葉さんには好きな人もいたしっ…!」
「その人の名前は?」
「二宮さん…。」
「二宮、なに?」
「わ、わかんないけど…それが何か?」
「男かもよ?二宮さん。」
「はぁっ?!」
『そうか!』
ジェイが何かに気付いたように大きな声を出すから
ビックリして振り向いた
『雄のニーノに好きな人の名前を付けたんだから
その、好きな人が男の可能性は高いってわけだ。』
『なんでよ?』
「ぼくと相葉さんは男同士なの!」
『わかってるよ。』
「どーすればいいの!オーノ様っ!」
「どーすれば、って。」
オーノ様が困った顔をしてるけど
いや、ぼくの方が困るんだよ。
「せめて、相葉さんに言えたらいいのに…」
『オーノ様。
なんとかなりませんか?』
「そんなこと言ったってなぁ…」
「あなた、神様でしょっ!」
「神様だって、なんでも出来る訳じゃねーんだって!」
このままじゃ
一ヶ月なんてあっという間に過ぎて
ぼくは相葉さんとの思い出を失って
猫に戻ってしまう。
「んー。相葉さんってさ、その…男の人はイケるクチじゃないの?」
何言ってんだ、このひとー!!
「そんなわけないでしょっ!
相葉さんには好きな人もいたしっ…!」
「その人の名前は?」
「二宮さん…。」
「二宮、なに?」
「わ、わかんないけど…それが何か?」
「男かもよ?二宮さん。」
「はぁっ?!」
『そうか!』
ジェイが何かに気付いたように大きな声を出すから
ビックリして振り向いた
『雄のニーノに好きな人の名前を付けたんだから
その、好きな人が男の可能性は高いってわけだ。』