黒猫ニーノと相葉さん。
第18章 猫の恩返し。
「お前なぁ…それ、元気な時に言えよ。
病人襲えるほど鬼畜じゃねぇっての!」
気恥ずかしさを誤魔化すように
翔くんが俺の髪をクシャクシャに撫でた。
「ほら、着替えるぞ?
身体拭いてやるから上脱いどけよ?」
フェイスタオルの束を持ってキッチンへ行くと
お湯で濡らしたタオルをレンジでチンして持ってきてくれた。
「髪からな?」
一枚目のタオルで頭皮と髪を。
二本目のタオルで顔をガシガシと拭く。
「いっ…痛いよ、翔くん、」
「あぁ、ごめんごめん。
はい、オッケー!
次は背中向けて?」
三本目のタオルで
背中
腕。
クルンと向きを変えられて
胸とお腹を拭いてくれた。
「んっ…」
少し冷たくなったタオルの端が
胸の一番敏感な場所に当たる。
「バカッ…! んな声出すなって」
翔くんの焦点が定まらないのは
動揺、してるんだよね…?
「ほらっ!もういいぞ!
下は自分でやれるだろ?
今、チンし直してくるからシャツ着とけよ」
逃げるようにその場を後にする翔くんが
なんだかちょっと可愛くて
嬉しかった。
「おまっ…! Tシャツ着とけって言っただろ!
冷えちまうだろうが」
「冷えたら翔くんがあっためて…?」
「えっ…」
「もっと俺に触れてよ…」
固まって動けなくなった翔くんを
上半身裸のまま、抱き寄せた。
病人襲えるほど鬼畜じゃねぇっての!」
気恥ずかしさを誤魔化すように
翔くんが俺の髪をクシャクシャに撫でた。
「ほら、着替えるぞ?
身体拭いてやるから上脱いどけよ?」
フェイスタオルの束を持ってキッチンへ行くと
お湯で濡らしたタオルをレンジでチンして持ってきてくれた。
「髪からな?」
一枚目のタオルで頭皮と髪を。
二本目のタオルで顔をガシガシと拭く。
「いっ…痛いよ、翔くん、」
「あぁ、ごめんごめん。
はい、オッケー!
次は背中向けて?」
三本目のタオルで
背中
腕。
クルンと向きを変えられて
胸とお腹を拭いてくれた。
「んっ…」
少し冷たくなったタオルの端が
胸の一番敏感な場所に当たる。
「バカッ…! んな声出すなって」
翔くんの焦点が定まらないのは
動揺、してるんだよね…?
「ほらっ!もういいぞ!
下は自分でやれるだろ?
今、チンし直してくるからシャツ着とけよ」
逃げるようにその場を後にする翔くんが
なんだかちょっと可愛くて
嬉しかった。
「おまっ…! Tシャツ着とけって言っただろ!
冷えちまうだろうが」
「冷えたら翔くんがあっためて…?」
「えっ…」
「もっと俺に触れてよ…」
固まって動けなくなった翔くんを
上半身裸のまま、抱き寄せた。