黒猫ニーノと相葉さん。
第18章 猫の恩返し。
「どうしよう…まだ体調良くないのに…」
一気に不安が押し寄せる。
「探そう」
「探すって、何処を…」
「片っ端から探すんだよ! 行くぞ!」
翔ちゃんの後を追って
ニーノ達が行きそうな場所を手当り次第探しまくった。
「ニーノ!」
「潤!」
「ニーノ!!」
「潤っ…!!」
「ダメだ…どこにも居ないよ…」
「諦めんなよ…そう遠くへは行ってないはずだ。
今度はあっち探すぞ」
翔ちゃんが指差した方角。
その先には
「あっ…! 前にニーノが倒れてた公園…
ほら、ジェイが探し当ててくれた、」
「行ってみよう」
小走りしながら二人の名前を呼び続ける。
「ニーノ! ニーノ!!」
「潤! 潤!!」
公園の前まで来た時
長屋のその奥で
ピンク色の光が輝いているのが見えた。
「翔ちゃん! なんだろう、あれ…」
「なんだ…? 行ってみるか、」
不思議なピンク色の光の方へと歩みを進めると
「翔ちゃん! あれ…!」
ニーノが朝、着ていた黒のスウェットと
いつものスニーカー。
その横に、グレーのスウェットとスリッポンが落ちているのが見えた。
一気に不安が押し寄せる。
「探そう」
「探すって、何処を…」
「片っ端から探すんだよ! 行くぞ!」
翔ちゃんの後を追って
ニーノ達が行きそうな場所を手当り次第探しまくった。
「ニーノ!」
「潤!」
「ニーノ!!」
「潤っ…!!」
「ダメだ…どこにも居ないよ…」
「諦めんなよ…そう遠くへは行ってないはずだ。
今度はあっち探すぞ」
翔ちゃんが指差した方角。
その先には
「あっ…! 前にニーノが倒れてた公園…
ほら、ジェイが探し当ててくれた、」
「行ってみよう」
小走りしながら二人の名前を呼び続ける。
「ニーノ! ニーノ!!」
「潤! 潤!!」
公園の前まで来た時
長屋のその奥で
ピンク色の光が輝いているのが見えた。
「翔ちゃん! なんだろう、あれ…」
「なんだ…? 行ってみるか、」
不思議なピンク色の光の方へと歩みを進めると
「翔ちゃん! あれ…!」
ニーノが朝、着ていた黒のスウェットと
いつものスニーカー。
その横に、グレーのスウェットとスリッポンが落ちているのが見えた。