黒猫ニーノと相葉さん。
第18章 猫の恩返し。
「雅紀」
「うん…?」
「飲もうか」
「えっ…」
「弔い酒だよ」
「うん…」
「俺、着替えに戻るわ。
酒の用意もしてくるからさ。
雅紀は二人の側に居てやってくれるか?」
「わかった」
「それから…
今日、俺ら泊めてくれないかな。
二人っきりになったら、俺…どうにかなっちまいそうだしさ…」
「うん。いいよ。
夕飯作るからさ、一緒に食べよう?」
翔ちゃんが家に戻ってる間に
夕飯の支度をする為に
俺はジェイとニーノをソファーの上にゆっくりと降ろした。
一人になると
急に寂しくなって
また涙が溢れてくる
「泣き虫。ってニーノに笑われちゃうね」
上を向いて
ギュッと唇を噛み締めた。
良かった。翔ちゃんが居てくれて。
俺もきっと
一人きりで夜を過ごすんじゃ耐えられなかったと思う。
俺と翔ちゃんを引き合わせてくれた
ニーノとジェイに感謝するよ。
ありがとうね、ジェイ。
ありがとうね、ニーノ。
暫くすると
私服に着替えて荷物を持った翔ちゃんが戻ってきた。
「それは…?」
大きな木のボックスが2つ。
「ワインケースだよ。
ほら、ほんのりワインの香りがするだろ?」
「ホントだ。」
「この中に
潤とニーノ君を入れてあげようよ」
「うん…?」
「飲もうか」
「えっ…」
「弔い酒だよ」
「うん…」
「俺、着替えに戻るわ。
酒の用意もしてくるからさ。
雅紀は二人の側に居てやってくれるか?」
「わかった」
「それから…
今日、俺ら泊めてくれないかな。
二人っきりになったら、俺…どうにかなっちまいそうだしさ…」
「うん。いいよ。
夕飯作るからさ、一緒に食べよう?」
翔ちゃんが家に戻ってる間に
夕飯の支度をする為に
俺はジェイとニーノをソファーの上にゆっくりと降ろした。
一人になると
急に寂しくなって
また涙が溢れてくる
「泣き虫。ってニーノに笑われちゃうね」
上を向いて
ギュッと唇を噛み締めた。
良かった。翔ちゃんが居てくれて。
俺もきっと
一人きりで夜を過ごすんじゃ耐えられなかったと思う。
俺と翔ちゃんを引き合わせてくれた
ニーノとジェイに感謝するよ。
ありがとうね、ジェイ。
ありがとうね、ニーノ。
暫くすると
私服に着替えて荷物を持った翔ちゃんが戻ってきた。
「それは…?」
大きな木のボックスが2つ。
「ワインケースだよ。
ほら、ほんのりワインの香りがするだろ?」
「ホントだ。」
「この中に
潤とニーノ君を入れてあげようよ」