
黒猫ニーノと相葉さん。
第2章 魔法の条件。
「もしもぼくが居なくなったら
相葉さん、悲しい?」
「…そうだね。
悲しいかな。
だからどこへも行かないでね。
さぁ、食べよう?」
小さなダイニングテーブルの椅子に座って
いただきますをして。
「あ。美味しい。」
美味しくて
また泣けてきた。
相葉さんの腕がスッと伸びてきて
頬に触れるから
不思議に思って見上げたら
「涙。」
ぼくの涙を親指で拭ってくれた。
「朝ご飯食べたらさ
お風呂入ろうね?
ケーキ型の入浴剤、買ったんだ」
「ケーキ型?」
女の子が喜びそうな
ケーキ型の入浴剤。
「男二人で入るには気持ち悪いかな?」
そう言って苦笑いする相葉さんに
「そんなことないっっ!」
全力で言ったら
「だよね?」
って相葉さんが笑った。
シャワーももう怖くないし
髪だって自分で洗えるし
ボディーソープの泡立て方もわかるけど
出来ないフリして相葉さんに甘えてる。
ケーキ型の入浴剤は甘い香りで乳白色で
ちょっと酔いそうだけど
やっぱり嬉しくて。
「もう出ようか?」
「もう少し。」
あと少し。
もう少しだけ、ってワガママ言ってたら
「目が回るぅ…」
完全に逆上せました…。
相葉さん、悲しい?」
「…そうだね。
悲しいかな。
だからどこへも行かないでね。
さぁ、食べよう?」
小さなダイニングテーブルの椅子に座って
いただきますをして。
「あ。美味しい。」
美味しくて
また泣けてきた。
相葉さんの腕がスッと伸びてきて
頬に触れるから
不思議に思って見上げたら
「涙。」
ぼくの涙を親指で拭ってくれた。
「朝ご飯食べたらさ
お風呂入ろうね?
ケーキ型の入浴剤、買ったんだ」
「ケーキ型?」
女の子が喜びそうな
ケーキ型の入浴剤。
「男二人で入るには気持ち悪いかな?」
そう言って苦笑いする相葉さんに
「そんなことないっっ!」
全力で言ったら
「だよね?」
って相葉さんが笑った。
シャワーももう怖くないし
髪だって自分で洗えるし
ボディーソープの泡立て方もわかるけど
出来ないフリして相葉さんに甘えてる。
ケーキ型の入浴剤は甘い香りで乳白色で
ちょっと酔いそうだけど
やっぱり嬉しくて。
「もう出ようか?」
「もう少し。」
あと少し。
もう少しだけ、ってワガママ言ってたら
「目が回るぅ…」
完全に逆上せました…。
