黒猫ニーノと相葉さん。
第3章 灰猫ジェイと櫻井さん。
「暫く降りる気なさそう…かなぁ、
もしかしたらそのままあそこで寝ちゃうかもしれないんで
そしたら、抱っこして連れて帰ればいいんじゃないですかね?」
『やるじゃん、ニーノ』
『苦し紛れだよ…』
「いや、でも申し訳ないですし…」
「そんなことないですよ!ね?相葉さん!」
「え?あ、うん。」
「お茶でもね、飲んでってもらってねぇ?」
「いや、そんなわけには!」
「うちは構いませんから!ね?」
「う、うん。」
相葉さんに無理矢理同意させて。
『翔くんのこと強引に座らせちゃって!』
『指図するなっての!』
「どうぞ、どうぞ」
多少無理強いなような気はするけど
なんとかソファーにかけてもらった
「急に押しかけてきた上に、なんだかすみません」
櫻井さんが恐縮してる。
「申し遅れました。私、櫻井と申します。」
「相葉です」
相葉さんがペコリと頭を下げると
櫻井さんはぼくの方を見た
「えっと…ニー……新野、です!
ぼくは相葉さんの同居人と言いますか…」
「そうでしたか。
新野さんはなぜジェイの名前をご存知だったんですか?」
「えーっと…」
チラッとジェイの方を見ると
『首輪のアルファベット!』
『あっ。そうか。』
「以前見かけたことがあって。
首輪に『J』って飾りが付いてたので勝手に『ジェイ』って呼んでたんですけど、」
「そうでしたか。
その通りなんです。
『ジャクソン』とかですか?なんて聞かれることもあるんですけどね、そのまま『ジェイ』なんですよ」
ふうっ。なんとか乗り切った…。
もしかしたらそのままあそこで寝ちゃうかもしれないんで
そしたら、抱っこして連れて帰ればいいんじゃないですかね?」
『やるじゃん、ニーノ』
『苦し紛れだよ…』
「いや、でも申し訳ないですし…」
「そんなことないですよ!ね?相葉さん!」
「え?あ、うん。」
「お茶でもね、飲んでってもらってねぇ?」
「いや、そんなわけには!」
「うちは構いませんから!ね?」
「う、うん。」
相葉さんに無理矢理同意させて。
『翔くんのこと強引に座らせちゃって!』
『指図するなっての!』
「どうぞ、どうぞ」
多少無理強いなような気はするけど
なんとかソファーにかけてもらった
「急に押しかけてきた上に、なんだかすみません」
櫻井さんが恐縮してる。
「申し遅れました。私、櫻井と申します。」
「相葉です」
相葉さんがペコリと頭を下げると
櫻井さんはぼくの方を見た
「えっと…ニー……新野、です!
ぼくは相葉さんの同居人と言いますか…」
「そうでしたか。
新野さんはなぜジェイの名前をご存知だったんですか?」
「えーっと…」
チラッとジェイの方を見ると
『首輪のアルファベット!』
『あっ。そうか。』
「以前見かけたことがあって。
首輪に『J』って飾りが付いてたので勝手に『ジェイ』って呼んでたんですけど、」
「そうでしたか。
その通りなんです。
『ジャクソン』とかですか?なんて聞かれることもあるんですけどね、そのまま『ジェイ』なんですよ」
ふうっ。なんとか乗り切った…。