黒猫ニーノと相葉さん。
第4章 イエローカードの不思議。
相葉さんはきっと
ぼくのヤキモチになんて気付いてなくて。
ドアの前にへたり込んで
大きく溜息をついた
「ペナルティー、2」
「なっ!また来たんですか?! オーノ様!」
顔を上げると
目の前にはブスッとした顔のオーノ様が居て。
「また来たんですか、ってお前ねぇ。
こっちだって仕事なの!
ホラ、イエローカード。2枚だってよ!」
「なんで2枚?!」
「知るかっ!」
なんていい加減な神様なんだ。
「ニーノが相葉さんとケンカするからだろ?」
「ケンカじゃないですもん…」
「じゃー、あれだ。
相葉さんのこと信じなかったからだ。
もう一枚はヤキモチ妬いたから!
たぶんそれ!」
うっ…。
「一日に何度も人間界来るとね、オイラも疲れちゃうからさ
頼むよ、ホント」
「以後気を付けます…」
「わかったなら早く相葉さんとこ戻れよ?」
オーノ様はガシガシとぼくの頭を撫でて
最後はふわりと優しく笑って
また青い光を放って消えていった。
戻ろう、相葉さんとこに。
寝室を出てキッチンのドアを開けると
「今、呼びに行こうと思ってたんだ。
ご飯出来たよ」
相葉さんかニコッと笑った。
あれ…?
お洋服…着替えたんだ。
ぼくのヤキモチになんて気付いてなくて。
ドアの前にへたり込んで
大きく溜息をついた
「ペナルティー、2」
「なっ!また来たんですか?! オーノ様!」
顔を上げると
目の前にはブスッとした顔のオーノ様が居て。
「また来たんですか、ってお前ねぇ。
こっちだって仕事なの!
ホラ、イエローカード。2枚だってよ!」
「なんで2枚?!」
「知るかっ!」
なんていい加減な神様なんだ。
「ニーノが相葉さんとケンカするからだろ?」
「ケンカじゃないですもん…」
「じゃー、あれだ。
相葉さんのこと信じなかったからだ。
もう一枚はヤキモチ妬いたから!
たぶんそれ!」
うっ…。
「一日に何度も人間界来るとね、オイラも疲れちゃうからさ
頼むよ、ホント」
「以後気を付けます…」
「わかったなら早く相葉さんとこ戻れよ?」
オーノ様はガシガシとぼくの頭を撫でて
最後はふわりと優しく笑って
また青い光を放って消えていった。
戻ろう、相葉さんとこに。
寝室を出てキッチンのドアを開けると
「今、呼びに行こうと思ってたんだ。
ご飯出来たよ」
相葉さんかニコッと笑った。
あれ…?
お洋服…着替えたんだ。