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黒猫ニーノと相葉さん。

第5章 櫻井相葉アブナイ夜会。

「僕、料理出来ないんで尊敬しますよ!」

櫻井さんが褒めちぎる。
相葉さんが褒められると
なんだかぼくまで嬉しくなって。


「相葉さん、料理上手なんです!」

鼻高々に言った


「最後の一品、出来ましたー」

相葉さんの手には
チーズの包み揚げ。
これをケチャップに付けて食べるんだって。


「おおー!包み揚げだ!中身は…チーズですね?」

「はい。これ、ニーノが作ってくれたんですよ!
僕は揚げただけです(笑)」


「おー!上手だね、新野くん!」

櫻井さんに褒められて
ちょっと恥ずかしくなった。
そんなぼくを見て相葉さんはニコニコしてて
相葉さんもきっと
ぼくが褒められて嬉しいんだなって思った


「ジェイのご飯もありますよ!」

トレイにお水の器と
カリカリの器を乗せて持ってくると
櫻井さんがケージのロックを外してジェイを呼んだ


『どうぞ、ジェイ!
このカリカリ、すっごく美味しいんだよ?ぼくのオススメ!』


『おっ。マジで?』

一口食べると

『美味っ!』

『でしょー?』


「ジェイにまで、ホントありがとうございます
至れり尽くせりだなぁ」


「さ、始めましょうか!」


相葉さんと櫻井さんは缶のまま
ぼくはコップに半分注いでもらって
ビールで乾杯をした。

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