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黒猫ニーノと相葉さん。

第5章 櫻井相葉アブナイ夜会。

「あーばさーーーん♡」


ほらね、言わんこっちゃない。


そんなニーノを見て
櫻井さんはクスクス笑ってる。


「新野くんは相葉さんのことが大好きなんですね」

「いやぁ…」


なんて答えていいかわからなくて困っていると
ニーノが俺の肩にコトン、と頭を乗せてきて。


「あーばさん…」


ふふっ。可愛いな…。

今にも寝ちゃいそうだったから
取り敢えず、ソファーの上に横にさせて
ブランケットをかけると
そこに寄り添うようにしてジェイくんが丸まった。


「さてと。始めますか。」


「へっ?」


櫻井さんが焼酎を2つ作り始めて
ニヤリと笑った


「はい、相葉さん」

「あっ、ありがとうございます、」


始める、って、何を?



「では、改めまして
櫻井&相葉の、アブナイ夜会にカンパーイ!」


「乾杯…」



え?

アブナイ夜会??



「ぶっちゃけトークいっちゃいましょう!!」

櫻井さんの目が輝いてる。
そんなキャラだったの?!


「雅紀は彼女とか居ないの?」


えっ!そーゆーぶっちゃけ?
てか、雅紀って!


「いっ…居ないです、」


「堅いなぁー。
敬語禁止!櫻井さん、も禁止ね!
僕のことは、翔、で!」

「呼べないですって!」

「そうなのー?
じゃあ、翔ちゃんで!
近所のお兄ちゃん的な?」

「わ、わかりま…」

「敬語禁止!」

「…わかっ、た」


ううー…
前途多難な予感。

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