黒猫ニーノと相葉さん。
第6章 一歩前へ。
「好きだよ、ニーノ。」
急にそう言われて
ドキン、と心臓が鳴る。
「ぼくもっ…相葉さんが好き…」
顔が見たい。
顔を見て言いたい。
相葉さんの腕を解いて
クルンと向きを変えた
「好きだよ、相葉さん。」
相葉さんがニコッと微笑って頷いた
「ずっと一緒に居ようね」
ぼくの頭を撫でるけど
それには『うん』って答えることが出来なかった
「ずっと一緒に居たい…。」
願望を込めた、ぼくの気持ち。
今、伝えられるのはこれだけだ。
「そろそろ出ようか」
逆上せる前に出ないとね。
二人でお風呂を上がって
髪は相葉さんが拭いてくれた。
優しいんだ。
いつだって相葉さんは優しい。
相葉さんがぼくの髪を乾かしてくれてる時
「相葉さんに拾われてよかった。
相葉さんをを好きになってよかった。」
そう呟いた。
「ん?何?」
ドライヤーの音で聞こえなかったみたいだけど
いいんだ
最後にまた言うよ
最後の日まで…あと一週間。
急にそう言われて
ドキン、と心臓が鳴る。
「ぼくもっ…相葉さんが好き…」
顔が見たい。
顔を見て言いたい。
相葉さんの腕を解いて
クルンと向きを変えた
「好きだよ、相葉さん。」
相葉さんがニコッと微笑って頷いた
「ずっと一緒に居ようね」
ぼくの頭を撫でるけど
それには『うん』って答えることが出来なかった
「ずっと一緒に居たい…。」
願望を込めた、ぼくの気持ち。
今、伝えられるのはこれだけだ。
「そろそろ出ようか」
逆上せる前に出ないとね。
二人でお風呂を上がって
髪は相葉さんが拭いてくれた。
優しいんだ。
いつだって相葉さんは優しい。
相葉さんがぼくの髪を乾かしてくれてる時
「相葉さんに拾われてよかった。
相葉さんをを好きになってよかった。」
そう呟いた。
「ん?何?」
ドライヤーの音で聞こえなかったみたいだけど
いいんだ
最後にまた言うよ
最後の日まで…あと一週間。