黒猫ニーノと相葉さん。
第7章 星降る夜、満月に誓う。
「車で行くの?」
「そーだよ?」
「どこ行くの?」
「どこでも連れてくよ。
どこ行きたい? 何したい?」
シートベルトを締めながら
ニーノがうーん、と頭を悩ませてる。
「相葉さんとなら
どこでもいいんだけどなぁ。」
もーね、
ほんと抱き潰しちゃってもいいですか?
「あ。」
「ん?」
「月に行きたい。」
「月?!」
ニーノはホントはかぐや姫か何かなんだろうか。
「月はちょっと遠すぎるかなぁ」
「ふふっ。冗談だって。」
冗談って言いながら
結構本気っぽい気がする。
それに
どうしてそんな寂しそうな目、するの?
月かぁ…
「わかった。連れてく。」
「え?」
「行きたいんでしょ、月。
ハイ!車出すよー」
「え?ちょ、相葉さんて!」
有無を言わさず車を発信させた。
頭をフル回転させても
こんな事くらいしか思いつかなかったけど
俺が出来る精一杯のことを
ニーノにしてあげたいって思ったんだ。
「そーだよ?」
「どこ行くの?」
「どこでも連れてくよ。
どこ行きたい? 何したい?」
シートベルトを締めながら
ニーノがうーん、と頭を悩ませてる。
「相葉さんとなら
どこでもいいんだけどなぁ。」
もーね、
ほんと抱き潰しちゃってもいいですか?
「あ。」
「ん?」
「月に行きたい。」
「月?!」
ニーノはホントはかぐや姫か何かなんだろうか。
「月はちょっと遠すぎるかなぁ」
「ふふっ。冗談だって。」
冗談って言いながら
結構本気っぽい気がする。
それに
どうしてそんな寂しそうな目、するの?
月かぁ…
「わかった。連れてく。」
「え?」
「行きたいんでしょ、月。
ハイ!車出すよー」
「え?ちょ、相葉さんて!」
有無を言わさず車を発信させた。
頭をフル回転させても
こんな事くらいしか思いつかなかったけど
俺が出来る精一杯のことを
ニーノにしてあげたいって思ったんだ。