黒猫ニーノと相葉さん。
第8章 青い『×』のサイン。
葛藤…?
「無理してるの…?」
ちょっぴり不安になる。
「そうじゃなくて、ね、」
相葉さんがちょっと慌てて
ブンブンと手を振った
「大事にしたい、優しくしたいって
思ってはいるんだけど
時々ね、」
真っ赤になりながら言うけど
ぼくはやっぱり不安で。
「時々、気持ちを抑えられなくなる時があるんだ。
優しくしたいのに
止められなくなる時がある…
昨日の夜みたいに。」
あ…。
「怖がらせたくないし
嫌な思いも痛い思いもさせたくないし
でも
抑えるのがいっぱいいっぱいな位
ニーノが欲しいって、ホントは、俺…。」
「相葉さんっ…!
ぼく、嬉しいよ。
相葉さんにそんなふうに思ってもらえて…
それに、昨日だって
ちゃんと優しかったよ!
大事にされてるって
ちゃんと伝わってるよ…?」
きっと
相葉さんはこの言葉を言うのに
凄く勇気が要ったと思うんだ
でも
伝えてくれて
本当に
本当に
嬉しかった
だからね
今度はぼくの番だよ
「ぼくも相葉さんが欲しいよ。
抱いて…? 相葉さん…。」
「無理してるの…?」
ちょっぴり不安になる。
「そうじゃなくて、ね、」
相葉さんがちょっと慌てて
ブンブンと手を振った
「大事にしたい、優しくしたいって
思ってはいるんだけど
時々ね、」
真っ赤になりながら言うけど
ぼくはやっぱり不安で。
「時々、気持ちを抑えられなくなる時があるんだ。
優しくしたいのに
止められなくなる時がある…
昨日の夜みたいに。」
あ…。
「怖がらせたくないし
嫌な思いも痛い思いもさせたくないし
でも
抑えるのがいっぱいいっぱいな位
ニーノが欲しいって、ホントは、俺…。」
「相葉さんっ…!
ぼく、嬉しいよ。
相葉さんにそんなふうに思ってもらえて…
それに、昨日だって
ちゃんと優しかったよ!
大事にされてるって
ちゃんと伝わってるよ…?」
きっと
相葉さんはこの言葉を言うのに
凄く勇気が要ったと思うんだ
でも
伝えてくれて
本当に
本当に
嬉しかった
だからね
今度はぼくの番だよ
「ぼくも相葉さんが欲しいよ。
抱いて…? 相葉さん…。」