黒猫ニーノと相葉さん。
第8章 青い『×』のサイン。
…いいわけないじゃん。
はぁっ、と一つ溜息をついた。
自分から『抱いて』って言っといて
何やってんだろ、ぼく…。
『まぁ、そんなに落ち込むなよニーノ。』
「…」
『ったく。困った奴だな。』
そうだよ、ぼくは困った奴だ。
意図的じゃないにしたって
相葉さんのこと投げ飛ばしちゃったんだから。
優しい相葉さんのことだから
きっともう同じ事はしてこない。
ぼくが怖がってると思ってるだろうから…
『期限まであと何日?』
「…5日。」
『5日か…』
ジェイはしばし考え込んでいた。
『ニーノがもし元の姿に戻ったら
相葉さんはどう思うんだろ、』
全てが元に戻るだけ。
そうなのかもしれないけど。
きっとそれはぼくだけで
相葉さんの心には傷を残してしまうかもしれない。
サイドチェストにしまった
バロメーターカードを取り出した。
「まだ半分だもんな…」
カードのピンク色は
3分の1から2分の1に増えていた。
恋人宣言のお陰かな…。
ずっと一緒に居たかったな。
人間の姿で
相葉さんの側に…。
はぁっ、と一つ溜息をついた。
自分から『抱いて』って言っといて
何やってんだろ、ぼく…。
『まぁ、そんなに落ち込むなよニーノ。』
「…」
『ったく。困った奴だな。』
そうだよ、ぼくは困った奴だ。
意図的じゃないにしたって
相葉さんのこと投げ飛ばしちゃったんだから。
優しい相葉さんのことだから
きっともう同じ事はしてこない。
ぼくが怖がってると思ってるだろうから…
『期限まであと何日?』
「…5日。」
『5日か…』
ジェイはしばし考え込んでいた。
『ニーノがもし元の姿に戻ったら
相葉さんはどう思うんだろ、』
全てが元に戻るだけ。
そうなのかもしれないけど。
きっとそれはぼくだけで
相葉さんの心には傷を残してしまうかもしれない。
サイドチェストにしまった
バロメーターカードを取り出した。
「まだ半分だもんな…」
カードのピンク色は
3分の1から2分の1に増えていた。
恋人宣言のお陰かな…。
ずっと一緒に居たかったな。
人間の姿で
相葉さんの側に…。