黒猫ニーノと相葉さん。
第8章 青い『×』のサイン。
相葉さんに
なんだか無性に会いたくなった。
『ありがとう』と『ごめんなさい』を
ちゃんと言わなくちゃ。
洗い物や掃除
自分が出来うる限りの家事を済ませて
相葉さんの帰りを待っていた。
ー ピンポーン ー
夕方
インターホンが鳴って
出ると
「こんばんはー。新野くん! 櫻井ですー。」
お客人は
とびきりのイケメンスマイルをした翔さんだった。
「今、開けますー。」
玄関のドアを開けると
「これ、先日の宅飲みのお礼!」
翔さんの手には
瓶の入った袋と
立派な蟹。
「蟹は貰いものなんだけど
俺、調理出来ないから食べてもらおうと思ってさ。」
「いいんですか?こんなおっきな蟹いただいて。
あ、取り敢えず上がってください!」
翔さんに家に上がってもらって
『今、動いた!』って大騒ぎしながら
蟹を二人がかりでシンクに入れて
ちょっとグッタリしたところで
翔さんのスマホが鳴った。
「もしもし?雅紀、お疲れ!
留守電聞いた?うん。今ね、雅紀んちおじゃましてる。
うん。うん。マジで?いいの?!
わかった。じゃあ待ってるね。はい。はーい。」
「相葉さん、なんて…?」
「蟹鍋しようって!
材料買って帰るってさぁ〜
めっちゃテンション上がる!」
翔さんがいてくれた方が
普通に出来るかも…。
ここは
翔さんと蟹に感謝だね。
なんだか無性に会いたくなった。
『ありがとう』と『ごめんなさい』を
ちゃんと言わなくちゃ。
洗い物や掃除
自分が出来うる限りの家事を済ませて
相葉さんの帰りを待っていた。
ー ピンポーン ー
夕方
インターホンが鳴って
出ると
「こんばんはー。新野くん! 櫻井ですー。」
お客人は
とびきりのイケメンスマイルをした翔さんだった。
「今、開けますー。」
玄関のドアを開けると
「これ、先日の宅飲みのお礼!」
翔さんの手には
瓶の入った袋と
立派な蟹。
「蟹は貰いものなんだけど
俺、調理出来ないから食べてもらおうと思ってさ。」
「いいんですか?こんなおっきな蟹いただいて。
あ、取り敢えず上がってください!」
翔さんに家に上がってもらって
『今、動いた!』って大騒ぎしながら
蟹を二人がかりでシンクに入れて
ちょっとグッタリしたところで
翔さんのスマホが鳴った。
「もしもし?雅紀、お疲れ!
留守電聞いた?うん。今ね、雅紀んちおじゃましてる。
うん。うん。マジで?いいの?!
わかった。じゃあ待ってるね。はい。はーい。」
「相葉さん、なんて…?」
「蟹鍋しようって!
材料買って帰るってさぁ〜
めっちゃテンション上がる!」
翔さんがいてくれた方が
普通に出来るかも…。
ここは
翔さんと蟹に感謝だね。