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訓練生が会議室に呼ばれた


上官から明日出撃の命令…


俺たち五人も名前が入っていた


来るべき時がきた


隊長は櫻井だ


上官の言葉に翔ちゃんは敬礼をした


翔ちゃんはみんなに

「俺たちはこれからの日本のために 必ず生きて帰ってこよう…」

そう言った


その途端


上官の拳が翔ちゃんの頬を貫いた


翔ちゃんは端まで吹っ飛んだ


「貴様 この期に及んで命が惜しくなったか！ この非国民が！」


ヨロヨロとたちあがった翔ちゃん…


皆が駆け寄った


「明日 大事な日なのにごめんね…」


唇の血を拭いながら翔ちゃんは微笑む


「みんな 無駄に死ぬな…」


みんな知ってる


行きの燃料しか搭載してない機体が戻れないことを…