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翔ちゃんが うれしい時はおれもうれしい

翔ちゃんの心と 俺はいつもシンクロしてるんだよ…


だからもう泣かないで… ねッ！翔ちゃん… 俺が涙を拭いてあげるからさ』


フワッと穏やかな風が頬を拭った

智くんの匂い…


「智くん… ありがとう 俺… 頑張る 見ててね 町を元通りに戻すからね

みんなが喜んでくれるように戻すから…」


『やっぱり翔ちゃん かっこいいや 俺が好きになった人だもん 大好きだよ 翔ちゃん… 回りのみんなもかっこいいってさ』


ケラケラと智くんが笑う 智くんの周りからも楽しそうな笑い声が聞こえてきた

俺も自然に笑えてきた


そっか 俺の想いは 智くんの想いなんだ

だから泣いてちゃだめなんだ


「智くん 俺 もう泣かない 智くんに笑っててほしいから
もう泣かないよ

愛してる…智くん

ありがとう」