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嫌われ狸の一生

第14章 たぬき流処世術

会社ではいろいろヒドイ目にも遭ったが、そこから学んだボク流の処世術を紹介します。
教科書とかに載ってる当たり前のこともあるけど、当たり前のことはやはり大切なんだな。

『上司との外食』
仕事の途中で上司と昼飯を食べることになるのはよくある話。こんな時は上司と同じものを頼もう。

上司のよりも自分のものが先に出てきたら気まづいし、時にはこんな些細なことで不機嫌になる上司もいる。

こんなくだらないことでイヤな思いをするよりは同じものにした方が楽。よほどキライで食べられないものなら仕方ない時もあるが、そんなことは滅多にない。
好き嫌いがあまりなくてよかった。

『5分前行動』
取引先とかと約束した時は早めの行動が鉄則。
先方も早めにくる時もあるので、時間ギリギリとかはあまり好ましくないし、遅れるなんてもってのほか。

相手をお待たせするのはよくないし、時間に余裕がないと運転や行動もあぶなくなります。

『結論』
人に報告する時は結論から先に言おう。それから理由や過程や質問されたら答える。

ボクもそうだが、職場の人はせっかちだから長々と話をされるとイライラしてくる。
がんばったのは分かるけど結論はどうなったんだと。
長々話をする人を見てると思うんだけど、話してる方もイヤにならないのかな・・・

『自分の意見』
上司に判断を仰ぐ時は、どうしましょう?はダメ。判断はすべて人任せで自分の考えはないのかってなっちゃう。

かといって、こうしますもあまりよくない。
上の判断も仰がずに勝手に決めるのかとなる。
めんどくさいよね。

私はこうしたい、こう考えますけど、よろしいでしょうか?いかがでしょうか?と自分の考えを言ったうえで判断を仰ぐのがベストだね。

時には全面的に自分にお任せの上司もいるので、そんな時は、こうしますでもいいかも知れないが、ボクは何かご意見はございますかをつけ足すのは怠らなかった。

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