テキストサイズ

嫌われ狸の一生

第14章 たぬき流処世術

『パワハラ、セクハラは克明に記録を残せ』
後に超パワハラで、ボクをうつ病に追い込んだクソジジイに遭うことになる。

人はイヤなことやツラいことは考えたくないものである。

ボクはこのクソジジイにされたことは克明に記録していた。

もし入院とかするまでになった時はパワハラで訴えるための証拠にするために。

休職、入院は経済的にツラいし、もしパワハラが労災で認められれば補償もされるだろうけど、そうなるまでには随分時間がかかる。

経済的事情からボクは土曜日に通院をしてカウンセリングを受け、薬で堪えたが、もし入院とかした場合にはパワハラ被害を訴える重要なアイテムになっただろう。

いつでも裁判所に提出できるあの克明な記録を見たらあのクソジジイは震え上がるだろうな。

イヤなことやツラいことは考えたくもないだろうけど、そんな目に遭ったらいつどうなるか分からないのが人間です。

訴えたり戦うにも武器は必要です。

もしそんな被害者ななってしまったら、記録は克明に残そう。

いつ、どこで、何をしている時に何をされて、相手はどんな顔をしていたとか。

例えば、蹴ってよろけたボクが机にぶつかった様を見てヤツはニヤリとしていたとか・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ