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嫌われ狸の一生

第18章 妄想と虚言

妄想といっても、一般的に言うようなエッチなこととかを妄想して悦ぶってことではない。

法律用語では、ありもしないことを本当のことのように思い込み虚言を言うこと。
後の章で詳しく書くが、ボクは妻にありもしないDVで訴えられることになり、家庭裁判所でこの言葉を知った。法律用語というよりは裁判用語かも知れない。

殴ったということを立証するよりも殴っていないということを立証する方が難しいことをボクは痛感した。
妻はボクが日常的に暴力をふるっていることを事実のように訴えていたのだから。

そう、妻は妄想癖と虚言癖を持っている。
そしてそれは憎しみとタッグを組んでいるから余計に質が悪い。

例えば、憎しみの標的であるボクの母親の悪口をほざく時、電話をかけてきてイヤなことばかり言ったとか、家に訪ねてきて失礼なことを言ったとか、妻にパートで働いているところに自分も働かせてくれるように計らってくれと迫ったとか、ボクが多額なお金を母親に渡したとか、ありもしないことをほざく。

何かに憑りつかれたように繰り返し繰り返しまるで真実であるようにほざく。

子供が生まれてから育児ノイローゼもあったのか妻はセックスを拒み子供もこれ以上はいらないと主張しているので、子供が生まれてからはセックスレスだ。

ボクは外ではナンパとかしてエッチをするが(笑)、元々好きでもなく、関係も冷えきっているから、はっきり言ってこんな女は抱きたくないし、そもそも勃たない。拒まれているのならなおのことだ。

それなのに妻は事あるごとにボクが夜這いをかけたとか、やらせろとしつこく迫ったとか、風呂を覗いたとか、母親にもう一人孫の顔が見たいとせがまれて無理矢理犯そうとしたとか、ありもしないことをまるで真実のように繰り返し繰り返しほざく。

ふざけるのも大概にしろってことだよな。
誰がキサマみたいなヤツを相手にそんなことをするかっていうの。

隣のダンナが出張の隙にボクが隣の家に行って奥さんとヤリまくったとありもしないことを真実のようにほざき続けたこともあった。

隣の奥さんは確かにいい女だったが、お隣さんとそんな関係になればたちまちヤバいことになるからそんなことをするワケもない。
ボクは近所の女性にだけは手を出したことはないよ。

この時は、一時は隣のダンナがボクと奥さんのことを真剣に疑ったりして大変だった。

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