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嫌われ狸の一生

第20章 これから

夏目漱石の作品はどれも好きだが、その中にそれからというタイトルの作品がある。
まったく関係ないけど、この章のタイトルはこれからである。

いよいよ地獄の結婚生活編に入った。

これからはボクも心を失くすし、見るに堪えないような暴力的、破滅的な怒声が次々と描かれます。

読後の気分は多分最低になると思います。

そういうのがイヤな人はここで読むのをやめた方がいいと思ってこの章を設けた次第。

ここまで読んでいただければ大体のことは分かるよね。冒頭とかでも書いたとおり、家庭内別居、本当に別居、うつ病・・・と救いもない破滅的な方向へ向かいます。

こんな酷い妻、酷い生活では破滅的になるのも当然かな。

ノンフィクションで書くので、破滅的なことをそのまま書きます。
オブラートにしたりすることは一切ありません。

ここまで読んでいただいただけでも感謝し尽くせないので、途中リタイアもウエルカムです。

見るに堪えなかったらいっそストップの声をかけていただければ、夏目漱石の明暗のようにこの作品も未完で終わることもあるでしょう。

ちなみに、妻の実家から独立して妻の酷い本性が剥き出しになって喧嘩が絶えなかったので、このままでは怒りに任せて妻をぼこぼこにしたり、ヘタをすれば殺してしまうと思い、ボクは休日の早朝や仕事が早く終わった時にはお寺に座禅を組みに行きました。

心を落ち着けるために座禅を組んだのですが、妻の酷過ぎる言動や態度に怒りが治まることはありませんでした。

ボクの心は怒りと憎しみに支配されて心を失くしていきます。
思えば、うつ病になる前からボクの心は病んでいたのですね。

でも、暴力をふるわずにいられたのは座禅で心を鎮めた唯一の成果ですね。

そして、心を失くしたり、うつ病を患うボクを救ってくれた子供とイヌには感謝しています。

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