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嫌われ狸の一生

第24章 尿管結石

退院してから薬を飲み続けた。いつおしっこに混じって石が出るか分からない緊張が続く。

そして、ついにおしっこをしたらおちんちんに激痛が走った。思わず悲鳴をあげて出したまま膝を落としたよ(泣)

ボクの悲鳴に清掃のおばちゃんが慌てて飛んできた。
けっこう美人なおばちゃんだ。

ボクは涙ながらに石が出たらしいことを告げると、おばちゃんは あらあら まあまあ 大丈夫かいと少し嬉しそうにボクのおちんちんを撫でて医務室に連れていってくれた。

後日病院で見てもらうと完全に石が出たらしくてほっとした。

無事に復活してセフレちゃんとラブラブに。

石が出た時に無茶苦茶痛いことを涙ながらに話して、女のコは穴が大きいからそんなに痛くないよねと言ったら、バカね、女のコだっておしっこの出るところは小さいのよと言って、おしっこの出る穴を観察させてもらった。

いや、分かってはいたんだけどね、ちょっと観察したかったもんで・・・

これがボクの最初の大病にまつわる地獄の苦しみでした。

石はね、本当に痛くて苦しいよ(泣)
死んでしまったら楽になれると思ってしまうほどの痛みと苦しみなのです

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