カラダも、ココロも。
第2章 目覚めと、夕暮れ
さっきから祐佳ちゃんがちらちらと私の事を見てる…。
「どうかした?」
そう言うと、
「いえ、その…。…柚さんおっぱい大きいですね」
「――は!?」
真顔で、しかも初めて言われた言葉にびっくりする。
隣であははと笑いながら千明ちゃんが言った。
「そりゃそうだよ!美巨乳しかセクキャバ入れないのに!」
――――初耳だ。
「え、そうなの……!?」
ぽかんとする私をみて、二人は顔をあわせた。
「すごく有名な噂ですよ。知らなかったんですか…?」
こくりと頷く。
確かに、千明ちゃんは大きいけど乳首が少し黒くて、祐佳ちゃんは控えめな乳房を持っている。
(だからセクキャバ部門に入れられたのか…納得。)