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美味しくなぁれ☆

第1章 始まりの挨拶

「き、今日から働く事になりました。
咲坂紳です。よろしくお願いちます!」
(か、かんだ…)
「くっwww」
「ちます!www」
「かぁわいいね♡ よろしくね紳ちゃん♡」

今日から働く事になったお店
「緋色」
は、パティシエがとにかくイケメンでもうさいっこう…。
だと思ったのに…。

開始早々紳はとても落ち込んでいた。

「それじゃあまずはんー…自己紹介とお手並み拝見させてもらお?」
「へ?」
「俺は、結城 黒晴(ゆうき くろは)
得意なのはチョコ系かな…よろしく!」

「僕は、羽田 唯 (はた ゆい)4649!ぴーす」

「俺は…神谷 君尋(かみや きみひろ)
シフォンとか…得意…よろしく。」

「よ、よろしくお願いします」

「ちなみに紳は男経験あるのか?」

「ゆ、ゆうきさん?」
「僕も気になる!」
「はたさん?
「うん…」
「かみやさん!?」

「えっへへ…嬉しい。もう名前覚えてくれたんだ…」

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