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小さな恋のストーリー

第3章 あの森の二人

「ちょっと雫脅かさないでくれよ!なんだよ、その顔...」


「あ、これシートマスク。乾燥するから...」


「それにしたって、その顔で起こされたら堪んないよ」


「ごめん、ごめん。とにかく起きて!朝ごはん抜きになっちゃうよ」


「はあい」


仕方なく身を起こし、名残惜しくもベッドから出る。


雫のシートパック顔でおはようのキスも抜きの目覚めだった。





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