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小さな恋のストーリー

第3章 あの森の二人

でも、僕は雫が歳を取ろうが皺ができようがそんな事ちっとも気にならないんだけどな...


「雫...」


「なに?」


「きて...」


ソファーに座っている僕の横に雫はちょこんと座った。


マジマジと顔を見るが、別にいたっていつもの雫だ。


そう、何も変わらない僕の愛しい雫そのもだ。


確かにあの頃より僕達は歳を取っている。


でもそんな事は自然の事だ。


もしも僕と雫に歳の差がなくても雫は皺を気にするのだろうか?


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