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第2章 第一章 日常的に。
そこにはきらきらと目を輝かせ、俺の事を見つめる翔がいた。
「鱗さん可愛いいぃぃぃ!!」
翔はそう叫ぶと、俺に覆い被さり、右手で触られるのを待っていたかのように大きく膨らんでいた胸の突起を撫で始めた。
必死で声を我慢するものの、どうしてもいつもと比べると普通ではない快感に吐息が漏れてしまう。
それに満足した様子で翔は左手を俺の下半身に伸ばし始めた。
「んッ……ふ、止め……あぁ」
上半身と下半身に与えられる快感に、俺はただ天井を夢見心地でぼんやりと見つめるしかなかった。
自身から先走りがトロトロと垂れているのが分かる。
翔は左手を器用に動かし、的確に俺の良い所を触って来る。
俺は喘ぎながら、涙目で翔に抱きついた。
「も、止め……い、くから、あ」
そう口に出すと、翔はほんのり赤く色づいた顔をこちらに向け、にっこりとほほ笑んで言い放った。
「イけばいいじゃないですか。僕が見ててあげますよ。もっと気持ちよくなって下さい」
翔の指使いが激しくなり、俺の息遣いもゆっくりと荒くなっていった。
