10分屋【ARS・N】
第6章 夫婦
新宿の裏通り、雑居ビルの3階。
ドアの暗証番号をあけて入って来たのは、一組の男女。
二人が応接間に入ったのを室内カメラで確認して、俺は隠し部屋を出て応接間に入る。
俺がドアを開けると振り向いたのは、40過ぎくらいのセレブ感たっぷりのスーツの男と、30歳くらいの清楚なブラウスとスカート姿の女。
男は俺を認めると立ち上がり、握手を求めてきた。
「やぁ、はじめまして二宮さん! お会いできて光栄です!」
上等そうなスーツに身を包み、やけに堂々とした立ち回りは青年実業家といった風だ。
「僕はウエダと申します。こちらは妻のサエコです。」
「どうも…。」
俺は握手に応えると、ソファに腰掛けた。
「早速ですが、ご依頼は?」
切り出す俺に男は答えた。
「妻に、あなたのものをしゃぶらせてやってくださいませんか。」
ドアの暗証番号をあけて入って来たのは、一組の男女。
二人が応接間に入ったのを室内カメラで確認して、俺は隠し部屋を出て応接間に入る。
俺がドアを開けると振り向いたのは、40過ぎくらいのセレブ感たっぷりのスーツの男と、30歳くらいの清楚なブラウスとスカート姿の女。
男は俺を認めると立ち上がり、握手を求めてきた。
「やぁ、はじめまして二宮さん! お会いできて光栄です!」
上等そうなスーツに身を包み、やけに堂々とした立ち回りは青年実業家といった風だ。
「僕はウエダと申します。こちらは妻のサエコです。」
「どうも…。」
俺は握手に応えると、ソファに腰掛けた。
「早速ですが、ご依頼は?」
切り出す俺に男は答えた。
「妻に、あなたのものをしゃぶらせてやってくださいませんか。」