10分屋【ARS・N】
第2章 ババ抜き
新宿の裏通りの雑居ビルの3階。
『10分屋』の営業場所だ。
依頼があれば客においでいただいて『10分屋』の営業を行う。
インターホンが鳴る。
本日のお客様のご来店だ。
俺はインターホンのカメラをチェックして応答する。
「メールで知らせた暗証番号でロックを解除して入って?」
客はドアに付いているナンバーキーに番号を打ち込み、室内に入って来た。
俺はその様子を隠し部屋から室内カメラで見つめる。
客はさらに次のドアを開けて、ボロい応接セットに腰かけた。
俺は隠し部屋から出ると、応接室のドアを開けた。
「いらっしゃいませ、10分屋へようこそ。」
『10分屋』の営業場所だ。
依頼があれば客においでいただいて『10分屋』の営業を行う。
インターホンが鳴る。
本日のお客様のご来店だ。
俺はインターホンのカメラをチェックして応答する。
「メールで知らせた暗証番号でロックを解除して入って?」
客はドアに付いているナンバーキーに番号を打ち込み、室内に入って来た。
俺はその様子を隠し部屋から室内カメラで見つめる。
客はさらに次のドアを開けて、ボロい応接セットに腰かけた。
俺は隠し部屋から出ると、応接室のドアを開けた。
「いらっしゃいませ、10分屋へようこそ。」