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10分屋【ARS・N】

第7章 世界一難しい恋をする

鮫島が、俺の首筋に唇をはわす。

慣れないながら、懸命に唇と舌を使って刺激している。

二「いいよ…。上手だ…。」

誉めると、鮫島はいっそう力を込めて唇を動かした。

鮫島は俺の真似をして、俺のシャツのボタンを外した。

二「シャツの中に手を入れてごらん。素肌をなでるんだ。」

鮫島は、俺の鎖骨にキスをしながらシャツの中に手を入れてきた。

わき腹や背中をさわさわとなでまわした。

二「ミサキの時は、胸を揉むんだよ。ブラジャー外してもいいよ。」

鮫島は、ぺったんこの俺の胸を揉んできた。

二「そうだよ、俺をミサキだと思って…。」

鮫島は、俺のシャツのボタンを全部外すと、胸元に唇をはわせた。

二「あぁ、いいよ…。あんた、童貞でも女見りゃ興奮すんだろ? ミサキをオカズに抜いたことあんだろ?」

鮫島は、俺の鎖骨をなめながら、うんうんとうなづいた。

二「その妄想を行動に移せばいいんだよ…。」

鮫島の目が光った。

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