Face or Body
第19章 結婚直前最後の事件
『ヒカルちゃんとこうして夕飯食べにいくのも、あと何回なんだろ…? 巻町くんと結婚したら、ヒカルちゃん毎日夕飯つくってあげるんでしょ? 意外と尽くすタイプだもんね…』
サクラコは
結婚間近のヒカルに
ニコニコしながら話しかける。
『アハッ♪ ヤダァ先輩ってば… 結婚してもたまには一緒に夕飯付き合いますって!!』
ヒカルが
サクラコにそう答えたときに…
二人のうしろから
『こんばんは!!あの…』
と声がした。
振り向く2人…
すると
その若い男は…
『俺… いや僕は西岡勇気といいます。……あの…こちらの刑事さんにどうしても伝えたいことがあって…。』
と
顔を赤らめながら
照れくささを必死で押さえながら
ヒカルを見つめた。
あ!!
この子…
『港竜会にいたよね…』
ヒカルは
少し身構えながら声をかけた。
『なにか用…?』
『はい!! …僕はもうチンピラやめました!! あの時、あなたに襲いかかった僕に、【まだ若い!!今ならやり直せるよ!!】って言ってくれましたよね!! 僕はあの言葉が嬉しくて… だから、あなたに【しっかり働きます!!】って約束したら、これからどんなことがあっても、踏ん張れる気がして…』
ユウキは
一気に一方的に
ヒカルへの募る思いとともに
決意を伝えた。
いつもなにをしても
中途半端。
誰にも期待されないユウキだったが
初めて
【やり直せる!!】って言われたことが
嬉しかった…。
『そっか… そうなんだね!! やった!!よく決心したね~!! ク―――――っ!!嬉しいなぁ…』
ヒカルは自分事みたいに喜び
ギュ!!って
ユウキの手を握り
跳び跳ねた…。
『あの… 本当にあの時、一人で警棒をもって、チンピラたちを一撃で仕留めた刑事さん?』
あまりに
自分の決意を純粋に喜んでくれている
ヒカルを見て
あの時の
凛として俊敏な
女刑事としてのヒカルとの
ギャップを感じて
ユウキは戸惑った。
『あ…。コイツはね、普段は天然なんだよ。 事件があると正義が暴走しちゃって無茶するけどね。』
と
サクラコが戸惑うユウキに
そう教えた。
サクラコは
結婚間近のヒカルに
ニコニコしながら話しかける。
『アハッ♪ ヤダァ先輩ってば… 結婚してもたまには一緒に夕飯付き合いますって!!』
ヒカルが
サクラコにそう答えたときに…
二人のうしろから
『こんばんは!!あの…』
と声がした。
振り向く2人…
すると
その若い男は…
『俺… いや僕は西岡勇気といいます。……あの…こちらの刑事さんにどうしても伝えたいことがあって…。』
と
顔を赤らめながら
照れくささを必死で押さえながら
ヒカルを見つめた。
あ!!
この子…
『港竜会にいたよね…』
ヒカルは
少し身構えながら声をかけた。
『なにか用…?』
『はい!! …僕はもうチンピラやめました!! あの時、あなたに襲いかかった僕に、【まだ若い!!今ならやり直せるよ!!】って言ってくれましたよね!! 僕はあの言葉が嬉しくて… だから、あなたに【しっかり働きます!!】って約束したら、これからどんなことがあっても、踏ん張れる気がして…』
ユウキは
一気に一方的に
ヒカルへの募る思いとともに
決意を伝えた。
いつもなにをしても
中途半端。
誰にも期待されないユウキだったが
初めて
【やり直せる!!】って言われたことが
嬉しかった…。
『そっか… そうなんだね!! やった!!よく決心したね~!! ク―――――っ!!嬉しいなぁ…』
ヒカルは自分事みたいに喜び
ギュ!!って
ユウキの手を握り
跳び跳ねた…。
『あの… 本当にあの時、一人で警棒をもって、チンピラたちを一撃で仕留めた刑事さん?』
あまりに
自分の決意を純粋に喜んでくれている
ヒカルを見て
あの時の
凛として俊敏な
女刑事としてのヒカルとの
ギャップを感じて
ユウキは戸惑った。
『あ…。コイツはね、普段は天然なんだよ。 事件があると正義が暴走しちゃって無茶するけどね。』
と
サクラコが戸惑うユウキに
そう教えた。