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『多分、今日あたり…　四条という男…恐らくは港竜会の幹部ですが…。　　そろそろ私に対して何らかの接触があると思われます。　……前回、【次は素敵なことが待ってるよ】と言われていたので…』
と
サヤカは各務にそう伝えた。

サクラコも
『私も同じです…。私の場合は、本橋(モトハシ)という男…恐らくは、サヤカさんの常連である四条の配下のものでしょうが…。　彼も【次は素敵なことがあるよ】と言ってました…』
と各務に伝えた。

『――……護身用に拳銃の携帯を…』
という各務に
サヤカとサクラコは
『拳銃の携帯は、かえって怪しまれます!!
私たちは仲間を信じてます。……きっと助けに来てくれるって……。』
て声を揃えて答えた。

『分かった…』
『では、サヤカとサクラコは、盗聴器のみを持って、接客業務に…!!　ヒカルとサトルはサヤカの援護待機。ハルカとタモツはサクラコの援護待機を!!』
と各務は指示を出した。

『あとは任せたよ!!』と
サヤカとサクラコはヒカルと
ハイタッチをして
人妻楽園の事務所として借りている
横浜駅前のビルの一室から
出ていった…。