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Face or Body

第40章 サヤカとサクラコ…

港みらいホテルの前に
サトルが運転するクルマが停車する。

ドアをあけてサヤカがクルマを降りた。
車内のヒカルとサトルに
『じゃぁねヒカル…。あ…サトピ。私のあえぎ声を聞いて勃起しないように。』
と冗談をいって
サヤカは颯爽とホテルへと入っていった…。

『サヤカさん… やっぱりスゲエ。売春婦になりきってるもん…。』
とサトルは
サヤカのプロ意識に感動している

『サトピ…。 サヤカさんの命は絶対に守ろうね…』
ヒカルはサトルの左手を
助手席からギュッと握った。



――――
サヤカはホテルのロビーを通過して
エレベーターにのり10階へ…
1005号しつのドアを叩いた。

――――カチャリ…
ドアの鍵があき扉が開いた。
そこには四条が笑顔でたち
サヤカを迎えた。

『四条さん。今日もご指名ありがとうございます。』
とサヤカは挨拶をして部屋のなかに入った。

『サヤカちゃん…。今日はさぁ、すごい刺激をサヤカちゃんに用意したよ…。』
と四条は
後ろからサヤカを抱き締めて
うなじを舐めながら
巧みにサヤカの服を脱がしていく。
30代半ばの脂が乗りきった
サヤカの肌が露になる…。

四条はサヤカを振り返らせて
全裸になったサヤカに
激しいキスをした。

ウグッ…
ウグウグッ…
チュパッ… ……レロレロ…

四条の舌がサヤカの舌に絡まる
唾糸が唇を離すたびに
四条とサヤカの間にいく筋も繋がる…

四条はサヤカを
窓際に連れていき
駐車場が一望できる窓から
カーテンを全開にして
立ちバックの姿勢から
ズッポリとサヤカに勃起した肉棒を
突きつけて深々と挿入した…。

ハアハア…
『サヤカは旦那に罪悪感ない?』
ハアハア…ハアハア…
『真っ昼間から入れ墨入ってる俺にナマチンコを突っ込まれてるよ?』
ハアハア…ハアハア…ハアハア…
『ほら… 旦那と子供の名前を叫んで謝ってみて…』
と四条は
サヤカの髪を後ろから引っ張るように掴み
そう命令する…。

『あん… あなた… ヒナ… …ごめんね…ママは今…こんなコワイおじちゃんとセックスしてるの… アン…アアン………』
とサヤカは
四条の求めるような
リアクションをし続ける…

ヒナはサヤカの娘の本当の名前である…


――――アンアンア~ン……
盗聴器から響いてくる
サヤカの声をヒカルは聞きながら
潜入捜査員の心の痛みを
共有していた。

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