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Face or Body

第51章 ケダモノたちの終わらぬ宴

パニックに陥ったヒカルは

夢よ!!
さすがに夢だよ!!

―――イヤァ!!嫌嫌!!イヤイヤイヤイヤイヤだ――!!

ヒカルの
頭のなかが
混乱でグシャグシャになったとき

――ズッポリ…………!!

この状況を悪夢であれと願う
ヒカルの儚い願いを
完全否定するかのように
ケダモノのような以上性欲者の
巨大な肉棒が
ヒカルを貫いた!!

『あはぁ………あああ゛――――っ!!』
拒絶と絶望の
呻き声がヒカルの口から
糸を引き垂れ落ちる
ヨダレとともに漏れた。

しかし
ヒカルの下方からは
『ああ… ああぁ――……美味しいなぁ!!女刑事のヨダレってたまんねえなぁ…』
また甲高い声がした。

ヒカルは
目隠しされた自分が
ケダモノたちの餌食となり
耐えることしか
選択肢のない絶望的な状況にあることを
実感した…。

目隠しされたヒカルの瞳からは
一生分の涙が
止めどなく流れ落ちていくのを感じた…。

そして…

『アフッ……!!う゛―――う゛っ!!』
という甲高い
ケダモノのうめきとともに
熱い飛沫がヒカルのなかに放出され
ヒカルの子宮口に
トロ~リと流れ込んでくるような
ヒカル自身が
今までに感じたことがない
未体験の感覚を味わった!!

女性が本能的に感じる
受胎した感覚が
ヒカルの体内を駆け巡る…………!!

――――
イヤだ!!嘘!!
イヤだ!!嘘!!
キャ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!

嫌…………………………っ…………!!

ヒカルの精神に
ピキピキピキとヒビが入った。

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