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Face or Body

第51章 ケダモノたちの終わらぬ宴

この
ヒカルにとって
地獄のような宴は
永遠に続いた…。

いったい何時間が過ぎたのか?

いったい何人のケダモノたちの精子が
ヒカルの膣内に注がれたのか?

ヒカルの手首と足首を拘束する器具が
ヒカルを貫いて
肉棒をヒカルの蜜壷に出し入れする
ケダモノたちのピストンに合わせて
ギシギシと軋む…。

絶望と精神崩壊で
ヒカルは失神と覚醒を繰り返す…。
そんななかで
ヒカルの耳にはつねに
ギシギシという器具のきしむ音だけが
くりかえし流れ込んできた…。


―――――
ケダモノたちの宴は
終わらない…………………。

ヒカルが失神から目覚めたとき

『やっとお目覚めか?マキマチヒカル巡査部長…。 あなたはケダモノたちにこれからしばらくは交尾道具として使用されますから… …水分を摂りましょう』

甲高い男の声がして
ヒカルは
四つん這いの体勢から
仰向けの体勢にケダモノたちに
姿勢を変えられた。

開口器はついたままだったが
ヒカルの口のなかに
生暖かい
ネバネバな液体が注がれた…。

『喉の乾きは… 彼らの唾で潤わせてくださいね… …水はマキマチヒカル巡査部長の受胎がわかるまではお預けです。それまでは100人は控えているケダモノたちの唾で我慢しなさい…』
冷酷な
甲高い声に
ヒカルは
―――いっそ殺して!!
―――もう生きていけない!!
―――アキラのもとにこんな身体になって戻れない!!
―――死にたい…

そう心で差げびながら
喉の乾きにには
耐えられず
顔も見たことのない
ケダモノたちの唾を飲み込んだ……。

身体が奥深くから
腐り落ちていく錯覚に
ヒカルは襲われた…。


―――――
このヒカルにとって
屈辱的な宴を録画している男がいた。

男は
そのDVDを編集して発送する準備をしていた


DVDのラベルには
【巡査部長は肉玩具 ~妊娠確定】
というタイトルが付けられた…。

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