
Face or Body
第8章 確保へ…
『おい… 脱げよ~ 刑事さ~ん 名前は? エロいなあ…』
石渡は太ももを撃たれて
倒れこんだデーブの出血する傷口を
煙草の火を足で揉み消すように
踏みつけながら
ヒカルを見つめて言った…。
石渡は
銃をヒカルに向けながら
デーブの服のポケットから
手錠を探りだして
それをデーブと放心状態の美咲に
片腕ずつはめて
応接室の隅の配管に2人を
ロープで結びつけた。
『石渡!!そんなことしても逃げられないわ!!』
ヒカルは
石渡に言い放ったが
明らかに形勢は不利である。
『拳銃持ってるなら、こっちに投げなよ』
石渡は
デーブの頭部に銃口を
グリグリ突きつけて
ヒカルに命じた。
ヒカルは
拳銃をジャケットのなかからとり
それを応接室の扉のほうに
滑らせるように投げた…。
『さあ… 女刑事さんの生ストリップだぜえ ……あぁぁ~タマンネエ!! マンコ早く見てえよ…』
『お前!! ぶっ殺してやる…』
デーブが太ももから溢れでる
大量出血状態の朦朧とする意識のなかで
石渡に叫ぶ…。
石渡は
無表情で
『やかましいよ…このデブ』
ブスっ…!!
無情にもヒカルの目の前で
もう一方のデーブの太ももが
撃ち抜かれた…。
デーブが苦悶の表情で
ロープに縛られながら
激痛に耐えながら
意識を失った!!
慌てるな!!
慌てるな私…!!
正義は勝つ!!
私は不当な悪に屈しない!!
私の兄の命を奪った
あの男と同じような
薬物に侵されケダモノ以下のやつに
屈しない!!
大切なアキラに瀕死の傷を与え
デーブさんを撃った
このケダモノ以下のやつを捕まえる!!
真っ黒な瞳に光を失い
自我が壊れた美咲を視野に入れて
ヒカルは
2歳のエリカ…
美咲の娘に
ママを助けられずにごめんね…
そう心のなかで呟いて
今は
石渡を確保することだけに
集中しようとした。
ヒカルは覚悟を決めて
石渡を見つめ
言い放った。
『わかった… 脱ぎます。』
石渡は太ももを撃たれて
倒れこんだデーブの出血する傷口を
煙草の火を足で揉み消すように
踏みつけながら
ヒカルを見つめて言った…。
石渡は
銃をヒカルに向けながら
デーブの服のポケットから
手錠を探りだして
それをデーブと放心状態の美咲に
片腕ずつはめて
応接室の隅の配管に2人を
ロープで結びつけた。
『石渡!!そんなことしても逃げられないわ!!』
ヒカルは
石渡に言い放ったが
明らかに形勢は不利である。
『拳銃持ってるなら、こっちに投げなよ』
石渡は
デーブの頭部に銃口を
グリグリ突きつけて
ヒカルに命じた。
ヒカルは
拳銃をジャケットのなかからとり
それを応接室の扉のほうに
滑らせるように投げた…。
『さあ… 女刑事さんの生ストリップだぜえ ……あぁぁ~タマンネエ!! マンコ早く見てえよ…』
『お前!! ぶっ殺してやる…』
デーブが太ももから溢れでる
大量出血状態の朦朧とする意識のなかで
石渡に叫ぶ…。
石渡は
無表情で
『やかましいよ…このデブ』
ブスっ…!!
無情にもヒカルの目の前で
もう一方のデーブの太ももが
撃ち抜かれた…。
デーブが苦悶の表情で
ロープに縛られながら
激痛に耐えながら
意識を失った!!
慌てるな!!
慌てるな私…!!
正義は勝つ!!
私は不当な悪に屈しない!!
私の兄の命を奪った
あの男と同じような
薬物に侵されケダモノ以下のやつに
屈しない!!
大切なアキラに瀕死の傷を与え
デーブさんを撃った
このケダモノ以下のやつを捕まえる!!
真っ黒な瞳に光を失い
自我が壊れた美咲を視野に入れて
ヒカルは
2歳のエリカ…
美咲の娘に
ママを助けられずにごめんね…
そう心のなかで呟いて
今は
石渡を確保することだけに
集中しようとした。
ヒカルは覚悟を決めて
石渡を見つめ
言い放った。
『わかった… 脱ぎます。』
