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Face or Body

第8章 確保へ…

『ねえ… どうせ私も… 追い詰めた犯人に犯されてセックスしたら警察クビになるよ… なら………どうせセックスするなら、どうせクビになるなら… 私も気持ちいいセックスをしてほしいよ…… ダメ?』

ヒカルは精一杯の
淫乱なメスを演じた…。

石渡は一瞬
罠か?
と警戒したが
次の瞬間
ヒカルが自分から唇を重ねてきた!!
そして
石渡の舌をまるでフェラをするかのように
しゃぶり始めたヒカルに
徐々に石渡がヒカルとの行為に集中し
警戒の気を弱め始めた…。

ヒカルはさらに
『さっき突入前に私見たの… 私にも美咲さんにしたみたいに唾ちょうだい… …』
ヒカルは
石渡の性癖を逆利用しようとした。

『ほぅら… ハアハアハア 大きく口を開けて… ハアハアハアハア…』
ヒカルの口のなかに
石渡のネバネバと糸を引き
泡立った粘液のような唾液が
どんどんと
注ぎ込まれる…

これ以上は
口のなかにおさまらないほどに
ヒカルの口のなかに
石渡の唾液が溜まったとき…

『ヒカル… 俺の唾ゴックンしてみ… ハアハア…』
と石渡は
ギラギラした目でヒカルに命じた。

ゴックン…
喉に絡み付く石渡という
ケダモノの体臭を含んだ粘液が
ヒカルの身体の中に染み込む…

青山光という
等身大の23歳の女性なら
すでにヒカルは美咲と同じように
心が壊れたであろう…

しかしヒカルは
折れそうな心を
警官のプライドと
理不尽な暴力で幸せを粉砕された
美咲とエリカ親子を
頭のかなで描いて
必死で支えていた。

そして石渡に
警戒心の気が薄れ始めていくのを
ヒカルは屈辱のなかで
感じ始めていた。

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